レーンマネジメントとは何か?


それは、かなり広い意味を持つ用語で、ゲームの巧みな側面を表します。
経験値やCSをゆっくりと取ることで、相手との差をつけよう、という試みから生み出されました。
レーンマネジメントを一つ一つの状況にあわせた、4つのカテゴリーに分けたいと思います。

・Holding Lane

これは決まって、あなたと相手のどちらかが、レーンクリア能力において不利である時、ゲーム序盤にどのようにしてレーンを制御したいのか、という場面になります。
Holding Laneは「レーン上のどこで、自軍のミニオンの位置を保とうと力を尽くすか」という技術です。
まず、あなたと相手のミニオンを良く見ましょう。理想は、自軍のミニオンウェーブが相手とほぼ同時に死んでいるか、少し早めであることで、これでレーンを押してしまう事を防げるからです。
これでガンクを受けづらくなり、ラストヒットが取り易くなります。

・Slow Push

Slow Pushをするレーンは、大抵、相手のヘルスやマナ等が少なく、弱っている時に起こります。
これがどういうことかというと、自軍のウェーブをゆっくりと大きくして、敵のタワーに押し付けるのです。Slow Pushに決まったやり方というものはありませんが適した方法の一つとして、フルヘルスのミニオンに一回づつオートアタックを入れて、後はラストヒットを取ることに専念するというやり方があります。
これは、相手が弱っている時に行ってください。
なぜかというと、これによって相手にタワー下でのCSを取ることで精一杯にさせることで、相手にハラスする機会を得ることが出来ます。
そして、おそらくは、相手のCSを多少なり阻害できるという点でも、とても優れています。
Slow Pushをするときは、レーンが押されるので、しっかりとワードで視界が取れているか確認してください!!
相手のヘルスが低いときであっても、攻撃を受けやすくなるからです。

・Hard Push

Hard Pushは、相手がどこかへ行っている事がわかっている場合などに行います。
これを行わない低Eloのプレイヤーはとても多く、15分までに20-40CSを落としています。なぜHard Pushを行うのかというと、レーンを押さずに帰った場合に幾らかCSを落としてしまうのはもちろんですが、それよりもっと重要なのは、後から来たウェーブによって、ランダムでレーンを押してしまう危険があることなのです。こうなったら最悪です。
あなたがレーンに戻る頃に、ウェーブが3/4程相手タワーの方へ押していた場合、ただ突っ立って相手が5分程Freeze laneを行っているのを眺めるだけで、多量のCSを逃すことになるのです。
Hard Pushをすることで、ウェーブをタワーに押し付け、それが十分に早ければレーンを完全にリセットできます。これがHard Pushをするときの最終目標です。

一部の低Eloのプレイヤーは「レーンに長く居座っていたら、CSと経験値の有利を得られるのではないか」という誤解もしています。
そのような場合もあるかもしれませんが、結論を言うと、あなたはそれほど多くのCSと経験値を得ないままレーンに戻ります。大抵は、6CSほど相手より多く取り、自由に帰るだけに留まるのです。
加えて、相手の方があなたより少し早く戻ってきた場合、相手のCSを落とさせる機会は逆に減っています。なぜかというと、相手はあなたのミニオンにダメージを与えて、カウンタープッシュを仕掛けてくるからです。

Hard Pushを行うことで、あなたのウェーブはレーンに戻ってきたときに、最適の場所に位置しているのです。

・Freezing Lane

Freezing Laneは、私に言わせてもらえば、ひどく誤解されています。
多くのプレイヤーがFreezing Laneについて考えるとき、彼らは試合中ずっとフリーズを行えば、150CSが向こう側から湧いて出てきて、試合を壊すことが出来ると考えます。
TopレーンがTankとして試合を壊していれば話は別です。しかし、ADCのFreez Laneに焦点を置いた場合、そのようなことは言えませんから(もし、本当に聞きたかったら今度述べます)、これはFreezing Laneの役割では無いと言っていいでしょう。
Freezing Laneは、相手があなたより有利ではないのにPushしているのをとがめる良い手段です。
理想は、タレットの範囲のぎりぎりでウェーブを止められることです。

どのようにFreeze Laneを作るのか、ですって?
Freezing Laneは単純にmeleeミニオンの攻撃を3回受けるだけで作ることが出来ます。
ミニオンが攻撃してくるときに、頭の上に小さな"!"マークが出ているので、成功したかどうか分かります。一度これを行えば、後はレーン上のミニオンの通り道からそれるだけで、攻撃対象から外れます。Bushの方に向かうのがよいでしょう。
これで、3体のmeleeミニオンは対象をあなたから同一のミニオンに移し、攻撃するはずです。こうすることで、1体のミニオンに非常に高いDPSを与え、ウェーブが全滅するまでこれを続けるでしょう。

それが3体よりも多かったり、少なかったりするとミニオンウェーブがランダムな動きをしてしまい、あなたのタレットの範囲に入り込み、ラストヒットを取ることで精一杯になってしまいます。長い間、上手くフリーズさせ続けるのは難しいです。

あなたが本当にゲームを破壊していて、全く死ぬ心配が無い場合でもない限り、一般に、3-4ウェーブほどに留めておくのがよいでしょう。フリーズはたやすく失敗します。たった二回のオートアタックですら、完璧にラストヒットが取れなければ、あなたのミニオン達は沢山攻撃してダメージを与え、敵のタワーの方へ向かっていくからです。
私は相手が帰った後にHard Pushをしておくとかなりの確率で完全なフリーズが行えることを発見しました。あなたがレーンにいないと彼らが戻ってきたときに機械的に「おっ、相手は居ないな。押してしまおう」と考え、非常に稀ですが、彼らがウェーブを自身のタレットまで完全に押し切ってしまうからです。たったの2ウェーブでもフリーズさせて止めてしまえれば、12-13CSを邪魔することが出来る、というわけです。

レーンマネジメントを上達させるには?


実にいい質問です。
私は、多くのプレイヤーが移動していないときに、どうやってオートアタックを行わないようにするのか知らない、ということに非常に驚きました。単に、静止中にオートアタックを行わないことがレーンマネジメントを上達させる一番の方法なのです。
この選択肢を持つことで、するつもりの無いミニオンへのオートアタック、Slow Push、CSを落とす等、移動によって付きまとうリスクを抑えることができるからです。オートアタックのキャンセルはADCにおいてとても大切です。

オートアタック毎に、どのようにダメージを受けないよう、位置取りをし直しているのかを見てください。それぞれのチャンピオンに特有のオートアタックのモーションがあります。何体かは他のチャンプよりも、弾丸の発射の際や、発射後に追加の余計なアニメーションがある為に遅くなります。
オートアタックキャンセルをすることによって、ダメージを与えた後にある、発射のアニメーションを中断することができ、素早く位置取りをし直し、ラストヒットの精度を上げることが可能になります。

この記事は既にとても長くなっていますが、とても退屈にはしたくないので、技術とゲームプレイの向上についてはここまでにして、この新知識をもって終わりにしましょう。

ミニオンウェーブは1:30から30秒ごとにリスポーンします。序盤は、あなたやミニオン達は26秒程度でタレットまで行くことができます。中間にたどり着くにはだいたい32-34秒です。
ですから、もしウェーブを押して完全にレーンリセットを行いたいのであれば、理想として、相手の次のウェーブが来る前に自軍のミニオンをタレットに押し付け、全滅させることになります。これが出来なければ、自らレーンを押してしまいます。なぜでしょう?
理由は、敵のミニオンウェーブの前進が止められるごとに、次の自軍のウェーブで押さざるを得なくなるからです。どのように検証をしたかというと、ゲーム内の時計を見つつ、後続が来る前にウェーブを押しきることができるか判定しました。実際の計算はみなさんに任せますね。

では、終盤では?


レーンマネジメントは、確かにゲームの序盤や中盤でのほうが大切です。
だいたいレーニングの段階が終わった後に、一度、次のウェーブをクリアする間に試合を作るためにマップを見ましょう。
25分あたりでのFreezing LaneはNasusでもない限り、大体の試合で有効ではないでしょう。
終盤では、タレットへのプレッシャーを与える方法は12csを失うよりも大切になります。
実は、レーンを操作する非常に優れた技があるのです。CSを失うのが痛手なのは分かっていますが、時にはそれがチームの大きな利益に繋がることがあるのです。
もし、LCSのチームが30体以上のmageミニオンのウェーブを作っているのを見て、いつの間にいったいどうやって作ったのだろう、と疑問に思ったことがあるかもしれません。
このようなウェーブを作ることはとっても簡単ですが、時間がかかります。

やることはただ、手ごろでFreezing Laneに近い状態にある相手のミニオンウェーブを見つけ、後は3体のmageミニオンを倒してmeleeミニオンが自軍のウェーブで倒される状態にしておくだけです。
ゆっくりとミニオンウェーブができて1:30-2:00程で膨れあがります。あなたのタレットの範囲ぎりぎりでこれが出来れば最高です。時間のかかる分だけウェーブが大きく成長します。
これを使って、マップの2箇所で大きなプレッシャーを与えることで敵に分断させるか、集団戦を好きな場所で起こすことが出来ます







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